2018年11月10日(土)まで阪急うめだ本店9階の阪急うめだホールにて開催中の『I LOVE MAX MARA』展。「マックスマーラ」の創業時から現在に至るまでのヒストリーを網羅した見応えたっぷりの展覧会は、プロジェクションマッピングを駆使したディスプレイも話題沸騰! オープン前日の10月25日(木)には、「エル」のインフルエンサーを招待したエクスクルーシブイベントを開催。おしゃれガールが集結した展覧会をリポート。 1951年にレッジョ・エミリアで誕生した「マックスマーラ」。

モンクレール : MONCLER - ファッションプレス

創業者アキーレ・マラモッティは、オーダーメイド中心だった当時のファッション界に既製服のアイデアを持ち込んだ革新的な人物。以降、現在に至るまでアイコンである“テディベアコート”を筆頭に、美しいコートを作り出すブランドとして多くのファンをもつ。その先進的であった創業時の1950年代から展示がスタート。年代ごとに分けられたブースには、当時のコートやスケッチ、トワルが展示され、シルエットの変遷を見るだけでも興味深い。 ’60年代には大衆化と消費者のニーズに合わせ、工場でのコートの大量生産が可能となる。’70年代にはカール・ラガーフェルドやジャン・シャルル・ド・カステルバジャックなどの外部デザイナーを招聘した実験的試みを行い、ますます革新性を高めていった史実が、当時のキャンペーン写真と共に紹介される。’80年代にはついにアイコンコートである“101801コート”が生まれ、その後、サラ・ムーンやマリオ・ソレンティ、リチャード・アヴェドンなどの写真家やウィリアム・ウェグマン、やなぎみわといったアーティストとコラボレートし、今日の「マックスマーラ」へと繋がる道のりが解説されている。当時のブランドCMや、コートの製造工程をスタイリッシュに表現したムービーなど、ついつい見入ってしまうアーカイブ画像&動画がたくさん! そして、今展のハイライトは世界中のセレブリティから愛される“テディベアコート”を再現した、高さ5メートルのディスプレイ。この巨大コートにプロジェクションマッピングを連動させ、美しい映像が映し出されるという圧巻の展示方法は必見。タッチパネルの操作で3パターンの映像が見られるので、ぜひ全部トライしてさまざまな表情のテディベアコートを楽しんで。 アキーレ・マラモッティの孫娘であり、グローバルブランドアンバサダーを務めるマリア・ジュリア・プレツィオーゾ・マラモッティさんも、本展覧会のために来日。 「私にとって『マックスマーラ』のコートは、どんな時も優しく包み込んでくれる、暖かいブランケットのような存在。デジタルを活用した今回の展示を、インフルエンサーをはじめとする若い方々に見てもらえてとてもうれしい。

http://www.77copy.com/brand-523.html

若い世代はブランドの背景に興味をもってくれているから、デジタルをうまく使うことで、より多くのみなさんに届くといいなと思っています」